■研修会----------------------------------------
・日 時:平成27年12月21日(月)18:30〜20:00
・テーマ:がんのリハビリテーション 〜がんの骨転移を知って下さい〜
・講 師:兵庫県立淡路医療センター 理学療法士 山田裕次郎先生
・場 所:洲本市健康福祉館3F
・内 容:昨年度に引き続き、主要疾患としてリハビリ依頼が増加傾向にあるがんのリハビリテ
ーションについて、今年度は「骨転移を知ろう」をテーマに企画しました。
・報 告:骨転移の機序、骨転移管理の必要性を学びました。直接、骨転移が生命を奪う事は無
いようですが、転移性の骨腫瘍、病的骨折は生命予後を著しく低下させる一因です。
リハスタッフとしてもむやみに安静をとるのではなく骨転移に留意したアプローチが
必要であると感じました。
・日 時:平成28年2月19日(月)18:30〜20:30
・テーマ:脳卒中患者に対する短下肢装具の選定方法
・場 所:洲本市健康福祉館3F
・内 容:装具療法は脳卒中片麻痺者が歩行を再獲得する上で有用なアプローチの一つですが、
装具を作製する時期、種類の選定、硬さや角度の設定、および適合判定方法など、複
雑な臨床判断が求められます。今回は臨床判断も含めて急性期・回復期・維持期(生活
期)さまざまな視点から短下肢装具を考える研修です。
・報 告:これを機に圏域内病院の装具選定等を簡単に聞いてみましたが、各病院とも方針や選
定方法など決まったものはない様でした。場合によっては軽度麻痺患者に中等度用の
装具を中等度以上の患者に軽度用の装具を処方しているなどの問題もあるようでした
。また訪問リハスタッフの意見からは、在宅復帰されて数年経っても同じ装具を使用
している。それにともなって状態と合わない装具を使用して生活しているとの意見が
ありました。入院時の説明や装具選定、退院後のメンテナンスについて各病院や各施
設と相談できればと思っています。
・日 時:平成28年3月11日(金)17:00〜17:45
・テーマ:今後の地域リハビリテーション支援事業の展開
・場 所:洲本健康福祉事務所
・内 容:地域包括ケアの構想や地域医療構想等、地域リハビリテーションを取り巻く中で、今
後の淡路島圏域の介護予防やリハ職との連携をどのように進めていくか検討する内容
です。
・報 告:当日は各市介護予防担当者が多数出席していただきありがとうございました。今後の
淡路圏域における地域リハビリテーション支援事業について深く考えれたのでないか
と思います。今後はリハ職である理学療法・作業療法・言語聴覚療法協会と淡路圏域
リハビリテーション支援センターで相談しながら、地域リハビリテーション支援事業
に対して向き合っていこうと思います。
■症例検討会------------------------------------
・日 時:平成28年1月27日(水)14:00〜16:00(予定)
・テーマ:介護支援専門員とリハ職との連携
・場 所:洲本市健康福祉館3F
・内 容:介護支援専門員とリハ職が連携をした事例検討会を開催します。介護支援専門員とリ
ハ職にお互い発表していただき、在宅での嚥下リハの活用、訪問・通所リハ(リハビ
リテーション加算2取得)の活用を考えた。
発表者:
1)重度アルツハイマー型認知症に対する他職種の関わり《在宅訪問の嚥下リハ》
あわじ荘居宅介護支援事業所 介護支援専門員 渡邊千恵美 氏
東浦平成病院 言語聴覚士 濱部典子 氏
2)通所リハと訪問リハが連携し改善したケース
居宅介護支援洲本伊月病院 介護支援専門員 志保順一 氏
あかね訪問看護リハビリセンター 作業療法士 森名重文 氏
淡路白寿苑 理学療法士 山口ひさ氏
・報 告:島内訪問リハ一覧表でも確認できるようにSTによる訪問リハ実施ができる施設が昨
年に比べて増加している。第1症例では、在宅による摂食嚥下障害および認知症の問
題に対して在宅にて連携した例を報告させていただいた。第2症例では今年度介護保
険改正により通所リハ機能のレベルアップが叫ばれている。リハマネ加算Uを取得で
リハ会議が開催され、ご本人を中心に各専門職が連携して社会参加に繋いでいる例を
報告させていただいた。2症例とも介護支援専門員と中心とした連携を行っていた。
これからも島内における連携を紹介することで、連携の可能性を見出し、淡路内にお
いてそれが普遍的に実践できるようになればと思っています。
■地域リハ連絡協議会----------------------------
・日 時:平成27年8月27日(木)15:00〜16:00
・活 動:平成27年度 淡路圏域リハビリテーション連絡協議会
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校
・内 容:淡路圏域内の関係団体の代表にお集まりいただき昨年度の活動及び会計報告、今年度
の活動報告をさせていただき、当支援センターの活動の承認やアドバイスをいただく
会議です。
・報 告:平成27年度より活動要綱が変更になり、“リハ職ネットワークの支援”、“保健所と
協力関係強化”、“介護予防事業への啓発及び行政窓口等” 活動が追記されたことを
報告しました。予てより実施していた活動もあり、淡路圏域において具体的な動きの
確認等をさせていただきました。
■リハビリ専門職連絡会--------------------------
・日 時:平成27年8月3日(月)16:00〜18:00
・活 動:第6回 淡路圏域セラピスト連絡会
・場 所:洲本健康福祉事務所
・対 象:島内リハ職施設責任者
・内 容:施設(病院等)のセラピスト間または他職種との連携を深めるため企画です。
平成27年度より当支援センターの活動要綱の変更があったため、変更箇所の説明と
活動について報告しました。また、3市の包括支援センター、PTOTST協会の淡路ブ
ロック代表に集まって頂き、リハ職の活用について意見交換を行いました。
・報 告:当支援センターが島内で働くリハ職をPTOTST協会と協働して把握や育成、行政との
繋ぎ役(窓口)を担う事を宣言したことになりました。現段階ではリハ職が淡路地域
で何が出来て、何が出来ないのか、が分かりにくくなっています。育成を含めた活動
を協会と協働して実施していきたいと思います。
・日 時:平成27年9月3日(木)16:00〜18:00
・活 動:第7回 淡路圏域訪問リハビリテーション連絡会
・場 所:洲本健康福祉事務所
・対 象:島内訪問リハ職施設責任者
・内 容:訪問リハビリ施設の現状把握、またリハビリの質向上のため企画です。
島内における互いの施設を理解し相互利用(情報やリハ資源)が出来る関係を目指し
て今年も開催します。圏域内では卒業ケースも増えていますが、終了後のイメージ
(繋ぎ)、目標設定が大切になってきます。現状の課題を共有するとともに、言語聴
覚士の訪問について現状を把握していきます。
・報 告:各施設とも訪問リハ終了に向けた動きを介入当初から行い、社会参加のイメージを持
ってリハビリを実施していることがわかりました。社会参加に向けた課題は数々あり
連携及び社会資源の発掘(発見)、継続する支援がリハ職間でも必要であると改めて
感じました。言語聴覚士の訪問リハでは嚥下障害が重度化してからの依頼が多く、環
境設定のみに終始し上手く能力を発揮できていないのではと感じています。今後は言
語聴覚士の啓発も考えていきたいと思います。
・日 時:平成27年11月10日(火)16:00〜18:00
・活 動:第3回 淡路圏域通所リハビリテーション連絡会
・場 所:洲本健康福祉事務所
・対 象:通所系リハの担当者(リハスタッフ)
・内 容:通所系リハ施設の現状把握、またリハビリの質向上のため企画
介護保険の改定があり、リハマネ加算?の取得を目指される施設も多いと思います。
4月よりリハケア加算?を取得している施設に、医師を含めたリハ会議の開催や
各職種間の調節や連携を紹介してもらい、社会参加に向けた各施設の課題や問題点を
議論しました
・報 告:リハ会議を含めた報告をした後の議論であったため、各施設の課題や問題点が
わかった上での議論ができました。また現状リハビリテーションマネジメント加
算2を取得している件数も少なかったこと、システム化に至っていないことが分か
り、お互い何が足りないなども理解することができました。各施設とも社会参加に
向けた活動に必要性を感じているので、今後圏域リハとしても社会参加を支援でき
る活動をしていきたいと思います。
■健康相談会------------------------------------
・日 時:平成27年10月11日(日)10:00〜14:00
・活 動:健康相談指導
・場 所:やまて会館(洲本市総合福祉会館)
・対 象:一般住民
・内 容:兵庫県理学療法協会淡路ブロックと協働し身体能力測定と健康相談及び介護予防に
ついての知識を広める目的で住民の方に実施しました。
■実務者会議------------------------------------
・日 時:平成27年 5月11日(月)、平成27年 6月 8日(月)、平成27年 8月 3日(月)
平成27年 9月14日(月)、平成27年11月2日(月)、平成28年 1月18日(月)
平成28年 3月11日(金)
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校及び洲本市健康福祉館
・内 容:淡路圏域地域リハビリテーション支援センターの活動計画をする会議です。活動メン
バーには、洲本健康福祉事務所職員、包括支援センター代表、社会福祉協議会代表、
訪問看護師代表、理学療法士代表、作業療法士代表、言語聴覚士代表、急性期病院職
員、医療ソーシャルワーカー、事務局職員によって構成されています。主に淡路島全
体の地域リハビリテーション、地域連携について討議し、圏域支援センターの活動内
容を検討しています。