KRCでいざ、学ぶ

KRCユニフォームに変身!

KRCの学生は、学校に到着するとすぐ白衣、『ケイシー』に着替えます。 医療現場にいるスタッフが着用している白衣のなかでも『ケイシー』は、普通の長い白衣のことではなく、 外科医や整形外科医、歯科医などの外科系医師や、理学療法士・作業療法士、言語聴覚士などの リハビリスタッフが着用している、丈の短いセパレートタイプの診療衣のこと。

KRCユニフォームに変身!

3学科を併せ持つ、関西でも希少な学校

本校のように「理学療法学科」「作業療法学科」「言語聴覚学科」の3学科がそろうのは関西の医療系大学や専門学校でも数校しかありません。リハビリテーション医療は多くの場合、多職種のチーム医療によって行われますので、リハビリスタッフは他の医療スタッフと円滑な人間関係を築き、医療行為をスムーズに行うことが要求されます。本校で他学科生とともに学び、交流することで、領域をこえた幅広い視野を得ることはもちろん、将来、チームワーク抜群な専門家として活躍できるようになることでしょう。

充実の3年教育制度。学費・時間ともにお得!

4年制の養成校が増えるなか、本校では3年制で即戦力となるスペシャリストを育成します。国家試験の出題傾向に合わせたカリキュラムを編成することで、国家資格の合格率は4年制校と変わらない数値をクリア。また医療法人社団「順心会」を経営母体としている強みから、基準を上回る臨床実習の時間を設定しています。4年制より1年短い分、学費などの経済面でも負担が少ないことはもちろん、「順心会」の強力な支援を得て、どこよりも学費を低く設定し、奨学制度の充実にも力を注いでいます。

・チーム医療の大切さを学生時代から学べる ・即戦力となるスペシャリストを3年で集中育成 ・万全の国家試験対策で全員合格を目指す ・臨床実習の多さでは他校に負けません! ・意欲ある学生に母体による経済的支援制度

学びの現場を体験!!

2F【作業療法学科(ST)】

作業療法士って、どんなことを学ぶの?

作業療法士は、ケガや病気などで心と身体のバランスが崩れ、生活がしにくくなっている人を対象に、日常生活や社会への適応能力の継持・回復・開発をはかる専門家です。食事や着替えなど普段の生活動作を患者さんが自立して行えるよう、自助具や装具の利用方法や生活環境改善のためにアドバイスを行い、創作的な活動やレクリエーションを通じて、イキイキとした人生を送れるような精神的な援助も行います。

作業療法学科の体験授業風景だよ

【木工・金工・陶工室】

各種作業で用いる様々な道具や器具が備え付けられ、作業技術学の実習に欠かせない教室です。作業活動のひとつ「アンデルセン」手芸を見せていただきました。ちらしを編み上げていくもので、単なる “ものづくり” ではなく、創る楽しみ、やり遂げた達成感による“生きがい”を提供することを生徒自ら体験して学んでいくそうです。その他、陶芸や手工芸もありました。


【装具加工室】

運動機能を補助する義肢装具などの動きや機能を学びます。


先生「最近、糖尿病などで足を切断される患者が増えてきているんですよ」
みほちゃん「本物そっくりですね。実際に見るのは初めてです!」
まやちゃん「うっ、重い~。患者さんが付けられるのは大変ですね」

作業療法の授業を行う、

3Fの【理学療法学科(PT)】へ

理学療法士って、どんなことを学ぶの?

理学療法士は、病気や怪我によって日常生活を行う上で基本となる動作のしにくくなった人、あるいは高齢者の方々に対して機能の回復を行います。手足の関節の動きや筋力を回復させる「運動療法」、温熱・電気光線などの物理的刺激を用いて、痛みの軽減治療を行う「物理療法」、動作が円滑に行える様、繰り返し練習する「日常生活活動訓練」などに加え、車椅子、杖などの使用に関する助言なども行います。

理学療法学科の体験授業風景だよ

【機能訓練室】

理学療法に必要な様々設備が病院のリハビリテーション室さながらに充実しています。各人の運動機能を測定方法や治療プログラムの立案を学んでいきます。

【日常動作訓練室】

お風呂や台所、和室など、自宅に近い模擬生活空間を校内につくり、日常生活の中での動作について学びます。。


【水治療室】

浮力、水圧、流体抵抗などを利用した治療方法を学びます。水の中に入ると浮力を受けてからだが軽くなり、手足が動きやすくなることを利用した機械。なんと家一軒が買えるほど、高価なものだとか!


理学療法学科の里内晴和先生の指導のもと、まゆちゃんが入ってみました。
先生「水の中を歩行することにより効果的に有酸素運動が行えます。
また浮力により膝や足腰への負担も少なく、快適なエクササイズが行えるんですよ。
水泳選手のイアン・ソープさんもこのマシンで練習したそうです」
マユちゃん「これはダイエットにも良さそうですね♪」
ミホちゃん「水着を持ってくればよかったね」

里内晴和先生(右)が関節の

4Fの【言語聴覚学科(OT)】へ

言語聴覚学って、どんなことを学ぶの?

言語聴覚士は、「話す(発音)」「聞く(聴覚)」などのコミュニケーション能力や「食べる(嚥下=えんげ)」機能が低下している人に対して、各種検査を基にした専門的な指導・訓練を行います。コミュニケーションや食事といった生活の根本にかかわるリハビリテーションを担い、豊かで人間らしい生活を援助する仕事です。お子さんからお年寄りまで幅広い年齢層の人とかかわるほか、最近では医療に限らず教育・福祉分野でも求められています。

言語聴覚学科の体験授業風景だよ

【聴力検査室】

聴覚検査は、難聴、言語障害などの耳鼻臨床において必要な検査です。聞こえるか・聞こえないかの検査だけでなく、どのように聞こえるか、聴覚経路のどこが悪いか、社会適応はどうか、などを探ります。


聴力検査室の検査器具を使って、実際に聴力検査を体験しました。
先輩学生の伊澤君
「検査に時間がかかりすぎると、患者さんのストレスになるので、すばやく正確に検査します」
まやちゃん「あっ、聞こえてま~す」
伊澤君「手を挙げずに、ボタンを押してくださいね(笑)」
「すみません(笑)」

【小児聴力検査装置】

お年寄りから赤ちゃんまで年齢に対応した聴力検査ができます。


ロールプレイング方式で実習し、
知識・技術をレベルアップします

その他の施設も見学したよ

【治療室】

検査測定・治療技術の修得には欠かせない実技を行う場所です。
※理学療法学科と作業療法学科で共用


【基礎医学実習室】

基礎生理学や解剖学を中心に、医学に必要な人体の構造や機能を、人体模型や骨模型を使用し、身体の構造を学習します。 マヤちゃん「太郎君、こんにちは♪」 ミホちゃん「人体模型に勝手に名前を付けちゃ駄目(笑)」


【パソコン室】

自由に利用できる最新のパソコンを完備。論文やレポートの作成やインターネット閲覧などに利用しています。みんな、真剣に勉強中! 生徒「言語聴覚学科では音声データを取り込んで、声紋測定もするんですよ」 ミホちゃん「すごい!そんなことまでできるんですね」


【図書室】

生理学や解剖学など、医学関係の専門書を中心に約6000冊の本がそろいます。探している本や役に立つ参考書について、司書さんに相談だっ! 司書「わからないことがあれば、何でも聞いてくださいね」 マヤちゃん「難しそうな本がいっぱい!」