言語聴覚学科 3年制

言語聴覚学科 3年制

人は「言葉によるコミュニケーション」によって進化してきました。 その手段を失った人の思いを受け止め、専門的に幅広い支援ができる資格者を支援します。

言語聴覚士とは

言語聴覚士とは

人と人との心のやり取りに、言葉は大変重要なコミュニケーション手段となります。言語聴覚士は、このコミュニケーションに障害を持った方々のリハビリテーションを行うコミュニケーション専門家です。
その障害を起こす原因として、脳卒中、頭部外傷などによる失語症などの高次脳機能障害。麻痺や奇形などによって発音が困難になる器質性構音障害、音声障害。発語が困難になる吃音、機能性構音障害。発達にかかわる言語発達遅滞、脳性麻痺。聞こえにかかわる聴覚障害などがあります。最近では飲み込みが困難になる嚥下障害にも注目が集まっています。


言語聴覚士の仕事は

言語聴覚士の仕事は

言語聴覚士の活躍する場は多岐にわたります。脳卒中を扱うような急性期病院から症状の安定した慢性期病院でのリハビリテーション。高齢者のリハビリテーションを行う老人保健施設や難聴児通園施設、知的障害児(者)施設といった福祉施設における能力改善、助言・指導、あるいはコミュニケーション関連企業や教育・研究機関など、少子高齢化社会においてその需要はますます高まっていくと思われます。



取得資格

・言語聴覚士の国家試験受験資格 (国家試験は毎年2月に実施)

■その他目標とする資格及び受講する講習
・手話通訳士


活躍の場

■医療機関(病院、リハビリテーションセンターなど)
■福祉施設(老人保健施設、老人ホームなど)
■行政機関(保健所、保健センターなど)
■肢体不自由・知的障害児(者)施設

■難聴児通園施設
■コミュニケーション機器関連企業
■教育・研究機関


カリキュラム

■基礎分野
社会学/統計学/物理学/公民/教育学 /国際関係論 一般英語/医学英語/保健・体育/基礎手話

■専門基礎分野
医学概論/解剖学/生理学/病理学 内科学/小児科学/精神医学/老年期学 リハビリテーション医学/耳鼻咽喉科学 臨床神経学/形成外科学/臨床歯科・ 口腔外科学心理学/臨床心理学 発達心理学/学習認知心理学/心理測定法 神経系の構造・機能・病態 聴覚系の構造・機能・病態 呼吸器系の構造・機能・病態 言語学/音声学/言語発達学/音響学 聴覚心理学/リハビリテーション概論 社会保障制度・関係法規

■専門科目
言語聴覚障害概論/言語聴覚障害診断学 画像診断学/失語症Ⅰ・Ⅱ/ 高次脳機能障害学・評価法 言語発達障害学概論/機能性構音障害学 言語発達遅滞/脳性麻痺/学習障害/ 運動性構音障害学/ 音声障害学/嚥下障害学 /吃音/小児聴覚障害学/成人聴覚障害学 聴力検査実習/補聴器・人工内耳/ 言語聴覚指導実習/臨床実習

■選択必修分野
体験実習/基礎手話 /情報処理/言語聴覚障害特論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

■その他
国試対策セミナー/就職対策セミナー/接遇セミナー


先生からのアドバイス

言語聴覚学科 堀 勝彦 学科長

言語聴覚学科 堀 勝彦 学科長

コミュニケーションや食べることは楽しいことです。 人の楽しみはたくさんありますが、友だちとのおしゃべりや食事はその代表じゃないでしょうか?世の中にはこの楽しみを失った方々がいらっしゃいます。言語聴覚士はこのような方々の悩み、苦しみに耳を傾け、援助や訓練・助言を行う仕事です。「でも私は人と話すのが苦手だから…」って心配される方もいるかもしれません。しかし言語聴覚士で一番大切な資質は「人が好き」だということです。そして話せない方々と「話す」ことよりむしろ「聴く」ことが大事になってきます。 また言語聴覚士は「食べる」リハビリテーションの仕事もします。「コミュニケーション」や「食べる」といった生活のなかで欠くことのできない言語聴覚士はやりがいのある仕事です。私たち言語聴覚士の仲間が増えることを願っています。