■研修会----------------------------------------
・日 時:平成30年12月21日(金)15:30〜17:30
・活 動:地域リハビリテーション活動支援事業担当者研修会〜地域で活動するリハビリ専門職の役割〜
・講 師:霞ヶ関南病院 理学療法士 岡持利亘 先生
・場 所:洲本市健康福祉館
・対 象:派遣に従事するリハ職、リハ職を活用する行政担当者 他
・内 容:埼玉県における地域リハビリテーション活動支援事業や地域支援体制の取り組み紹介(事業効果の検討から対策まで)、後半は、実際に地域で活躍するリハビリ職と行政担当者に分かれて、リハビリ専門職の効果的な活用方法を議論した。
・報 告:各市の行政担当者や実際に現場に立つリハビリ職にお集まりいただきました。埼玉県の紹介では県主導で地域支援体制の評価を実施していて、地域により強みや弱みを把握でき、地域支援に対する見える化を今後、リハビリ職も含めて考えていく必要を感じた。意見交換では、リハビリ専門職活用の課題を話し合った。各市ともに課題が違うこと、また重点的に進める事業があることなどが理解できた。
・日 時:平成31年1月29日(火)15:00〜17:00
・活 動:淡路圏域嚥下調節食早見作成研修会(会議)
・場 所:淡路建設会館 2階大会議室
・対 象:管理栄養士、言語聴覚士
・共 催:洲本健康福祉事務所、淡路ブロック栄養士会、淡路ブロック給食施設協議会
・内 容:淡路圏域の栄養士会によって、施設間の嚥下調節食の形態を嚥下調節食学会分類2013に基づいて早見表を作成することとなった。当圏域において、摂食嚥下検討会を2年前から行い、食形態に対して、嚥下調節食学会分類2013にあてはめて、言語聴覚士間において早見表の作成をすすめていた。そのような経緯もあり、今回、管理栄養士と言語聴覚士の合同研修会(会議)を行い議論した。
・報 告:管理栄養士は各施設に1名以上は在籍している。かたや言語聴覚士は施設基準もあり在籍がない施設もある。早見表を活用して病院・施設から在宅など、情報が共有できれば、誤嚥性肺炎の予防にもつながるのではと思いました。
・日 時:平成31年2月22日(金)18:30〜20:30
・活 動:高齢者の運動機能とトレーニング
・講 師:京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 理学療法士 市橋則明 先生
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校
・対 象:リハビリ専門職 他
・内 容:高齢者の運動機能評価におけるエビデンスと、近年、行われる高齢者に対するバランス練習、筋力トレーニング練習の紹介や治療の効果について紹介した。
・報 告:各種運動機能評価の紹介や活用方法、個々評価の注意点など、病院施設・地域で評価を実施するための一助となる話しであった。簡便で効果的な評価など、特別な機器を用いなくとも成果や効果が数値的にも根拠のあるものとするため、評価個々の特性を理解しないといけないことを感じた。
・日 時:平成31年3月12日(火)15:00〜17:00
・活 動:地域を面白くするケアマネジメントのヒント
・講 師:斬新社 作業療法士 久保田好正 先生
・場 所:洲本市健康福祉館
・対 象:介護支援専門員 他
・内 容:講師は介護支援専門員の資格をもち、リハビリテーションの視点をケアマネジメントンどのように反映するかを考えられている。「人は楽しいことで行動を変える」をベースに、対象者のケアマネジメントから、もう一歩踏み出して、地域への関わり方をどのように仕掛けていくか、講師の工夫やアイデアを学び、違った視点を取り入れる研修会であった。
・報 告:「部分最適」今いる場所で何ができるか?地域活動も義務になると継続が難しく、楽しみを持ちながら、今の自分の立場で何が出来るか、出来ないこと、出来ることを見極めて日々の業務が前にすすめればと思いました。
・日 時:平成31年3月12日(火)19:00〜21:00
・活 動:地域を面白くするリハビリテーションのヒント
・講 師:斬新社 作業療法士 久保田好正 先生
・場 所:洲本市健康福祉館
・対 象:リハビリ専門職 他
・内 容:「人は楽しいことで行動を変える」をベースに、日々のリハビリテーションの課題から、なりたい未来を創造していく、車いす移乗への取り組み、デイケアで利用者のしたい事を創出する方法など、一緒に考え、最後は利用者主体で活動する。主体性をもつ=楽しいをもつ活動を学んだ。
・報 告:「全体最適」欲しい未来をどうつくるか?日々の業務量に押されて考えることをストップしてしまっていることもあるが、何かに疑問も持つことは大切である。疑問を精査して課題に変容していく、課題を克服するために方法が無ければ、創出していくことは大切であると改めて感じた研修であった。
■症例検討会------------------------------------
・日 時:平成30年9月20日(木)18:30〜20:00
・活 動:第7回 地域連携クリティカルパス症例検討会
・場 所:洲本市健康福祉館
・対 象:医療関係職種 他
・内 容:急性期病院、回復期病院の相互理解のためにクリティカルパス症例を用い症例検討会を企画しています。今回は兵庫県立淡路医療センター(急性期)、八木病院(回復期)、あかね(生活期)を中心にリレー形式にて症例報告、質疑応答を行いました。
・報 告:難事例(重度片麻痺、重度高次脳機能障害等)が在宅復帰するまでと、復帰してからの苦悩と回復期、生活期の連携を報告していただきました。急性期からは医師をはじめとする各担当者が報告、開頭し回復期に、その後、整復のため再入院し、回復期の八木病院に送るまでを説明、八木病院は家族の自宅復帰する思いと向き合い環境整備に奔走し、あかねは訪問リハやデイサービスを組み合わせた支援を行っていました。生活期に入ると高次機能障害だけでなく脱抑制、興奮など精神分野のフォローにも取り組みはじめ、興味深く、勉強になる症例でした。
■地域リハ連絡協議会----------------------------
・日 時:平成30年10月4日(木)14:00〜15:30
・活 動:平成30年度 淡路圏域リハビリテーション連絡協議会
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校
・内 容:淡路圏域内の関係団体の代表にお集まりいただき昨年度の活動及び会計報告、今年度の活動報告をさせていただき、当支援センターの活動の承認やアドバイスをいただく会議です。
・報 告:2年前より開催している言語聴覚士摂食嚥下検討会(言語聴覚士協会との協働)に関して、各施設間に存在していたズレも検討会により情報共有し病院間(言語聴覚士間)での連携はある程度可能となってきた。今回、検討会の取り組みや嚥下に関することを地域連携に繋げることができないか、医師会や歯科医師会の先生方にご相談させていただきました。また難病に関する意思伝達装置の専門職向けの短期貸し出しについてご了承いただきました。今年度中に準備してHP上に詳細を掲示したいと思います。
■リハビリ専門職連絡会--------------------------
・日 時:平成30年10月29日(月)17:00〜18:30
・活 動:第9回 淡路圏域セラピスト連絡会
・場 所:洲本健康福祉事務所
・内 容:病院施設のリハビリ責任者の会議。今回は「地域リハビリテーション活動支援事業等」の概要説明や淡路圏域内の現状の報告を行った。圏域が今年度取り組んでいる難病意思伝達装置の貸与(期限付き)および、それに伴う技術指導の利用用法について紹介した。
・報 告:年々、各市から依頼がある民間施設への業務委託(地域リハビリテーション活動支援事業等)が増える中で施設としての課題を話し合った。供給としては、各施設の協力もあって島内では問題なく対応できている。今後はリハビリ職の質を議論していく予定である。
・日 時:平成30年12月5日(月)17:00〜18:30
・活 動:第10回 淡路圏域訪問リハビリ連絡会
・場 所:洲本健康福祉事務所
・内 容:訪問リハビリ責任者の会議。今回は訪問リハにおける難病意思伝達装置の貸与(期限付き)および、それに伴う技術指導の利用用法について紹介した。
・報 告:各施設ともに目標達成における訪問リハビリからの卒業の困りごとや、地域の社会活動に繋がった事例など報告してもらった。訪問リハビリ連絡会も10回目となり、当初はケアマネさんからの依頼が「マッサージ」お願いします。で困っていたところから、リハビリ職が自立支援に向けてアピールするためケアマネさんと合同症例検討会を数回にわたり実施してきた。最近ではリハビリ職の依頼の中には、終了ありきで依頼するケースも増えてきた。連絡会の在り方も今後は検討していきたいと思う。
■健康相談会------------------------------------
・日 時:平成30年10月7日(日)10:00〜14:00
・活 動:健康相談指導
・場 所:やまて会館(洲本市総合福祉会館)
・対 象:一般住民
・内 容:兵庫県理学療法士会淡路支部、兵庫県言語聴覚士協会淡路ブロックと協働で開催しました。一般住民を対象に体力測定を行い、運動指導や体操の紹介(いきいき百歳体操)、聴覚や嚥下機能などの相談を行いました。
・報 告:当日は晴天で過ごし良い日になり沢山の住民さんに来ていただきました。途中、骨密度測定器の故障などもありましたが、理学療法士協会、言語聴覚士協会と協力して、なんとか無事に終了することができました。
■実務者会議------------------------------------
・日 時:平成30年5月22日(火)、平成30年7月17日(火)、平成30年9月18日(火)、平成30年11月26日(月)、平成31年2月19日(火)、平成31年3月12日(火)、
・場 所:洲本健康福祉事務所
・内 容:淡路圏域地域リハビリテーション支援センターの活動計画をする会議です。当センターでは戦略的会議として本活動を位置づけています。活動メンバーには、洲本健康福祉事務所職員、包括支援センター代表、社会福祉協議会代表、訪問看護師代表、理学療法士代表、作業療法士代表、言語聴覚士代表、急性期病院職員、事務局職員によって構成されています。主に淡路島全体の地域リハビリテーション、地域連携について討議し圏域支援センターの活動内容を検討しています。