■研修会----------------------------------------
・日 時:平成26年10月18日(土)13:00〜18:00(工作希望 19:30まで)
平成26年10月19日(日)9:30〜16:00
・テーマ:『生活の視点で役立つテクニカルエイドと環境整備』
・講 師:今井啓二先生 仁科恵美子先生 (NPO法人ICT救助隊)
久住純司先生 (日本ALS協会近畿ブロック)
・対 象:リハビリスタッフ、訪問看護師、ケアマネージャー、保健師、等在宅療養支援者等
・内 容:今回は情報通信技術(ICT)を活用した神経難病・重度障害者へのコミュニケーショ
ン支援を全国に実施・啓蒙されている「NPO法人ICT救助隊」から講師を招き支援機
器の体験と工作実習を中心とした研修会を開催しました。
・報 告:文字盤やレットチャット、伝の心など、導入に関わったことはないが、使用してい
るのを見たことはある。聞いたことはある。という経験はあるが、実際に使用したこ
とがないというスタッフが大半を占めていた。今回は実際に触れることで、指導のコ
ツやポイントが分かり臨床に導入するのに抵抗が無くなったのではないかと感じた。
またハーティラダーの紹介など、はじめての人も多く、たくさんの情報を得た研修に
なったと思う。今後も臨床に直結するような研修を行っていきたい。
・日 時:平成27年2月10日(火)19:00〜20:30
・テーマ:『がんのリハビリテーションについて』
・場 所:洲本市健康福祉館 3F
・講 師:兵庫県立淡路医療センター 理学療法士 山田裕次郎先生
・対 象:理学療法士、作業療法士、がんのリハに興味のある方
・内 容:近年、全国のがん診療拠点病院をはじめとする医療の現場において、主要疾患として
リハビリに依頼されることが増えています。今回はリスク管理など病院や在宅場面で
求められる基礎的な知識からがんのリハビリテーションを学べる内容であった。
・報 告:島内において病院診療所に向けたアンケート結果からも“がんのリハ”に関して、多く
のリハ責任者が不安を抱いていることが分かり、また研修会の反応からも改めてリハ
職の苦手分野であると感じた。医師・看護師との連携を取るために、適切な知識と技
術が必要であることは当然なことであり、今後も“がん”のみにとらわれずに“緩和期”
まで拡げてリハの質の向上を目指していきたい。
・日 時:平成27年3月6日(金)19:00〜21:00
・テーマ:『地域包括ケアシステム構築に向けて』
・講 師:「精神疾患と理学療法にまつわる序説」
神戸学院大学講師 理学療法士 山本大誠先生
「地域リハビリテーションにまつわる談話」
金城大学特任教授 理学療法士 奈良勲先生
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校 講堂
・対 象:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、テーマに興味がある方
・内 容:元理学療法士協会会長で日本の地域リハビリテーション活動に創設時より関わり、リ
ハビリテーション分野の医療・介護に尽力された奈良先生と、「臨床精神科リハビリ
テーション研究会」の活動にも精力的にされている山本先生に上記のテーマにて講演
をして頂いた。
・報 告:地域または施設内において専門職としての役割を確認する研修会であった。日頃より
行政、NPO、各種団体による種々の催しに参加し地域の実情を把握し意識を高める
必要性を感じました。先生方の話しは面白く少し不完全燃焼となったので、次の機会
があれば、専門職が社会参加にどのように関与していくのかを聞きたいと思っていま
す。
・日 時:平成27年3月19日(木)19:00〜21:00
・テーマ:『生活行為向上に向けた取り組み』
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校 講堂
・講 師:介護老人保健施設 白寿苑 作業療法士 北岡裕也先生
(生活行為向上マネジメント熟練者)
・対 象:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、生活行為向上のアプローチに興味がある方
・内 容:地域包括ケアシステムの基本的な考え方を実現するため、平成27年度介護報酬改定
において「活動」と「参加」に焦点を当てた新たな報酬体系の導入が行われました。
生活向上マネジメントツールの説明や、生活期におけるリハビリテーションの役割や
取り組みなどについて、今後のリハビリテーションを考える上で役立つ企画となりま
した。
・報 告:介護報酬改定における今後のリハビリテーションの役割を学びました。特に通所リハ
で新設された「生活行為向上リハビリテーション加算」の社会参加に対して、これま
でのシステムを変更していかに利用者に合ったプログラムが組めるか、生活の向上に
繋がるか、時間を掛けて説明して頂きました。島内でも通所から社会参加へと流れが
出来ることを期待しています。
■症例検討会------------------------------------
・日 時:平成26年12月4日(水)18:00〜20:00
・活 動:第5回 地域連携クリティカルパス症例検討会
・場 所:兵庫県立淡路医療センター 大会議室
・対 象:医療関係職種 他
・内 容:急性期病院、回復期病院の相互理解のためにクリティカルパス症例を用い症例検討会
を企画しています。今回は兵庫県立淡路医療センター(急性期)、洲本伊月病院(回復
期)を中心にリレー形式にて症例報告、終了後グループワークを行いました。
・報 告:自営業にて一部職場復帰を目指していて、退院後も日常生活及び職場復帰へのリハ支
援が必要なケースでした。今回は、入院中ということもあり生活期の現状支援が見え
なかったのが残念ですが、グループワークを通じ若年者のケースのため今後の支援が
大切であると感じました。
■健康相談会------------------------------------
・日 時:平成26年10月12日(日)10:00〜14:00
・活 動:健康相談指導
・場 所:やまて会館(洲本市総合福祉会館)
・対 象:一般住民
・内 容:兵庫県理学療法協会淡路ブロックと協働し身体能力測定と健康相談を一般の住民の方
に実施していきたいと思います。
■連絡協議会------------------------------------
・日 時:平成27年2月5日(木)15:00〜16:00
・活 動:平成26年度 淡路圏域リハビリテーション連絡協議会
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校
・内 容:淡路圏域地域リハビリテーション支援センターの活動を検討する会議です。
各関係機関にお集まりいただき昨年度の活動報告、今年度の活動案の承認を受け、今
年度も活動を継続しています。
■連絡会----------------------------------------
・日 時:平成26年7月15日(火)16:00〜17:30
・活 動:第5回 淡路圏域セラピスト連絡会
・場 所:洲本市健康福祉館 2F
・対 象:島内リハ職施設責任者
・内 容:施設(病院等)のセラピスト間または他職種との連携を深めるため企画です。
今回は事前アンケートより島内連携や各施設が課題に感じている点や施設現状(リハ
ビリテーションの方向性)をお聴きしました。また家屋調査の報告として、介護支援
専門員と連携を取りながら実施している施設を挙げ、具体的連携方法や現状の報告な
どをしていただきました。
・報 告:地域包括ケアシステムを見据えリハビリ職への期待も高まっています。地域で活躍で
きる人材を目指して、各協会ではリハビリの質を向上させるように努力しているとの
ことです。圏域リハ支援センターとしては、各協会を跨いで、地域連携に関する研修
会を実施していくことに、力を入れていくことを報告させていただきました。また地
域との連携話として、家屋調査での連携の仕方を聖隷病院の岩瀬先生に報告していた
だきました。今後も病院施設で共有できる内容を考えて企画していきたいと思いま
す。
・日 時:平成26年8月21日(木)15:00〜17:30
・活 動:第5回 淡路圏域訪問リハビリテーション連絡会
・場 所:洲本市健康福祉館 2F
・対 象:島内訪問リハ職施設責任者
・内 容:訪問リハビリの把握、質向上のための企画です。
島内における互いの施設を理解し、相互利用(情報やリハ資源)出来る関係を目指し
て今年も開催しました。介護支援専門員と連携したリハビリ終了(卒業)ケースも増
えつつあり、介護保険制度が変化するなかで、要支援者や要介護者の訪問リハビリを
どのように考えていけばいいのかを話し合いました。
・報 告:年々、介護支援専門員と連絡を取るようになり、リハビリゴールをリハ職だけでなく
他職種を含めた目標設定ができつつあるのを感じています。また介護支援専門員から
の依頼で「マッサージでお願いします」というような依頼もここ数年で無くなり、よ
り具体的な依頼で訪問リハビリを利用していただけるようになっているみたいです。
議論でもありましたが、要支援者や要介護者(軽い人)の現状を把握する意味でも調
査を行い、次のステップに繋げることを話し合いました。今年度、連絡会をもう一度
開催し実施し、各施設の体験談を聴ける場を設定したいと考えています。
・日 時:平成26年12月25日(木)17:00〜18:30
・活 動:第6回 淡路圏域訪問リハビリテーション連絡会
・場 所:洲本市健康福祉館 3F
・対 象:島内訪問リハ職施設責任者
・内 容:訪問リハビリの把握、質向上のための企画です。
前回の社会参加の流れから、圏域内の訪問リハ実施施設に、訪問リハに関する利用者
のアンケートの回答を頂き、それを基に軽度者及び認知症等の訪問リハビリから社会
参加にどのように繋げていけばいいのか、また工夫する点などを聴収しました。
・報 告:訪問リハ終了後のデータをとらせていただきました。戦略的にゴール設定を行いケア
マネ等と協働して終了に至ったケースを含めて、以前よりも終了ケースが大幅に増加
している現状がありました。在宅生活を維持、デイサービスへ移行など訪問リハを終
了したケースなどを検討し、終了後の繋ぎをどのように工夫したかなどを聞いていき
たいと思います。
・日 時:平成27年2月23日(月)16:00〜18:00
・活 動:第2回 淡路圏域通所リハビリテーション連絡会
・場 所:洲本市健康福祉館 3F
・対 象:通所系リハの担当者(リハスタッフ)
・内 容:第2回になります。第1回目は通所リハスタッフが集まる研修会や会議が無かったこ
ともあり連携を深める一歩だと感じました。地域包括ケアシステムを支えるため介護
報酬の改定が行われ、通所リハへの期待も増しています。地域で支えることを念頭に
通所リハについて考えました。
・報 告:介護報酬の改定とともに、「活動」と「参加」が通所リハビリにおけるキーワードに
なってきました。家屋訪問、リハビリテーション会議、個別リハを今後どうしていく
のか、また社会参加に最も近いであろう要支援者に対してのリハビリについて各施設
から意見を頂きました。今後は地域で何が足りないのか、どうしたらいいのかを“訪
問リハ”も含めて情報収集、提案していきたいと思います。
■実務者会議------------------------------------
・日 時:平成26年 5月27日(火)、平成26年 6月27日(金)、平成26年 8月25日(月)
平成26年10月20日(月)、平成26年12月 8日(月)、平成27年 2月17日(火)
平成27年 3月24日(火)
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校、洲本市健康福祉館
・内 容:淡路圏域地域リハビリテーション支援センターの活動計画をする会議です。活動メン
バーには、洲本健康福祉事務所職員、包括支援センター代表、社会福祉協議会代表、
訪問看護師代表、理学療法士代表、作業療法士代表、言語聴覚士代表、急性期病院の
職員、医療ソーシャルワーカー、事務局職員によって構成されています。主に淡路島
全体の地域リハビリテーション、地域連携について討議し、圏域支援センターの活動
内容を検討しています。