■研修会----------------------------------------
・日 時:平成25年6月4日(火) 19:00〜20:30
・テーマ:家屋調査方法における連携
・講 師:聖隷淡路病院 作業療法士 安部太郎 先生
・対 象:リハビリスタッフ、または興味のある方
・場 所:洲本市健康福祉館3F
・内 容:昨年12月14日にケアマネ研修時に、聖隷の安部先生に家屋調査後の報告書および情
報のフィードバックを目的とした方法を講義していただきました。今回は、リハスタ
ッフ向けに、調査報告書の概要、結果の分析、また日頃困っていることなどお話しし
ていただく予定です。
・報 告:今回は家屋調査の報告書に焦点を絞ってご報告していただきました。ケアマネとのや
り取りの中で、フィードバック方式を採用しているやり方に感心しました。家屋改修
をやりっぱなしでなく、改修数ヶ月たった状態を調査することに、今後、リハ職がそ
の分野で、レベルアップできるところであると思いました。
・日 時:平成25年10月6日(日) 15:00〜17:00
・テーマ:神経筋難病 ALSを中心に 生活の視点で役立つテクニカルエイドと環境整備
・講 師:日本ALS協会近畿ブロック副会長 認定作業療法士 小林貴代 先生
・対 象:作業療法士、理学療法士、訪問看護師、ケアマネージャー、保健師等在宅療養支援者
・内 容:在宅ALSのテクニカルエイドと環境整備を中心にお話ししていただきました。講師の
先生は長年ALS患者の方と関わり、実際のテクニカルエイドの紹介や症例検討、現在
の活動などをお話しして頂きました。
・報 告:2時間という短い時間でありながら内容は盛りだくさんだったと思います。参加され
たリハスタッフも膨大な内容にしっかりついてきたと思います。研修中参加者から要
望があったスイッチ作りを来年は2日間に亘って開催していと考えています。小林先
生からも了解を得たので、来年を楽しみにしていてください。
・日 時:平成26年2月25日(火)14:00〜16:00
・テーマ:介護支援専門員と訪問リハビリとの連携
・講 師:前田整形外科 介護支援専門員 長尾浩和 氏
前田整形外科 理学療法士 田中剛資 氏
東浦平成病院 介護支援専門員 日指和子 氏
東浦平成病院 理学療法士 前田奈保子 氏
太陽の家 介護支援専門員 橋本智富美 氏
あべいすと訪問看護リハビリセンター 理学療法士 清水真澄 氏
・場 所:淡路市防災あんしんセンター
・内 容:介護支援専門員(ケアマネ)と訪問リハが連携して訪問リハビリ終了に至ったケース
を発表していただきました。@大腿骨転子部骨折保存で在宅療法にて訪問リハを早期
導入し骨折の治癒に伴い移動能力が向上し、連携することによりスムーズに終了した
ケース、A精神的・身体的ケアを家族含めて連携し終了したケース、B退院後早期介
入により生活の安定、連携により屋外買い物を自立に至ったケース、の報告をしてい
ただきました。
・報 告:ケアマネと訪問スタッフが連携をとって目標設定を共有することの大切さが改めて理
解できました。また今後も3ケースのような事例を積み重ねていく事が大切であると
思いました。圏域リハとしては統一した情報提供の仕組みを検討していきたいと思い
ます。
・日 時:平成26年2月28日(金) 17:30〜19:30
・テーマ:認知症への関わり
・講 師:石川県認知症疾患医療センター 作業療法士 村井千賀 先生
関西総合リハビリテーション専門学校 作業療法士 長倉寿子 先生
・場 所:洲本市健康福祉館
・対 象:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士 等
・内 容:村井先生には認知症高齢者の生活行為能力を高める方法を教えていただき、勤務され
る石川県立高松病院ではどのような仕組みで地域(施設等)を巻き込み効果を上げてい
るのか、また長倉先生からは淡路市の早期介入の取り組みを聞きました。
・報 告:治らない認知症とどう向き合っていくか? また作業活動を促していくためには? 淡
路島での取り組みは? 認知高齢者が増加するなかでセラピストの役割を考える研修
会を今後も続けて、セラピストの役割を見出していければと思います。
・日 時:平成26年3月17日(月) 18:30〜20:00
・テーマ:摂食時のポジショニング 〜誰でもできるポジショニング〜
・講 師:兵庫県立淡路医療センター 理学療法士 島田雄宇 先生
・場 所:洲本市健康福祉館 3F
・内 容:摂食時のポジショニングについて良肢位が嚥下に及ぼす影響や、良肢位にもっていく
までのポイントを中心にお話ししていただきました。
・報 告:嚥下に関わる身体の構成要素を学び、頸椎や肩甲帯の重要性を再確認した研修になり
ました。リクライニング姿勢はparking functionと運動連鎖により筋緊張が上がり適
切な嚥下を阻害してしまいます。そのため講師の先生が研究のもと考案されたLEAP
という摂食嚥下用の装具を紹介していただきました。嚥下姿勢は再現性が難しく装具
等により個人にあった設定で再現性が担保できるのではと、淡路発で嚥下良肢位が拡
がればいいなと思っています。インターリハから発売予定になっています。
■症例検討会------------------------------------
・日 時:平成25年12月4日(水) 18:00〜20:00
・活 動:第4回 地域連携クリティカルパス症例検討会
・場 所:兵庫県立淡路医療センター 大会議室
・対 象:医療関係職種 他
・内 容:急性期病院、回復期病院の相互理解のためにクリティカルパス症例を用い症例検討会
を企画しました。今回は兵庫県立淡路医療センター(急性期)、平成病院(回復期)、
河崎医院(開業医)、南あわじ市社協(ケアマネ)にリレー形式で症例紹介していただき
ました。
・報 告:今年は生活期で携わっている開業医の医師にも報告していただきました。受傷前の状
況から入院、退院後の生活化でトータルに知ることが出来て、参加された方は貴重な
経験が出来たのではと思います。急性期〜回復期だけの連携に留まらず、生活期(維
持期)を含めた連携を今後も企画していきたいと思います。
・日 時:平成26年2月19日(水) 19:00〜20:30
・活 動:訪問リハビリ事例検討会
・講 師:河上整形外科 理学療法士 野田明孝 先生
・場 所:洲本市健康福祉館3F
・対 象:リハビリスタッフ、または興味のある方
・内 容:今回は人工関節置換術後の利用者が訪問リハビリを導入することにより、目標が達成
され卒業(リハビリ終了)に至ったケースを報告していただきました。また症例につい
て卒業に至るまでの過程や、訪問リハビリの困りごとなどディスカッションさせてい
ただきました。
・報 告:症例でもありましたが、情報提供書(指示書)による訪問リハ導入時の遅れや、卒業す
るにあたっての利用者への合意、他職種の連携というところで話し合いました。また
各施設の取り組みや考えを聞き(各関係機関への情報提供のやり方)、連携に関して次
に繋がる話しが出来たと思います。
■健康相談会------------------------------------
・日 時:平成25年10月13日(日) 10:00〜14:00
・活 動:健康相談指導
・場 所:やまて会館(洲本市総合福祉会館)
・対 象:一般住民
・内 容:兵庫県理学療法協会淡路ブロックと協働し身体能力測定と健康相談を実施しました。
・報 告:身体能力測定後の結果から、理学療法士による運動相談を熱心に聴いておられる参加
者の方が多くみられました。予防のための理学療法指導を今後も継続していきたいと
思います。
■連絡協議会------------------------------------
・日 時:平成25年7月11日(木) 15:30〜16:30
・活 動:平成25年度 淡路圏域リハビリテーション連絡協議会
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校
・内 容:淡路圏域地域リハビリテーション支援センターの活動を検討する会議です。
・報 告:各関係機関にお集まりいただき昨年度の活動報告、今年度の活動案の承認を受け、今
年度も活動を継続しています。
■連絡会----------------------------------------
・日 時:平成25年6月18日(火) 16:00〜17:30
・活 動:第4回 淡路圏域セラピスト連絡会
・場 所:洲本市健康福祉館 3F
・対 象:島内リハ職施設責任者
・内 容:施設(病院等)のセラピスト間または他職種との連携を深めるため企画です。今回は、
淡路島各市で展開されている“いきいき百歳体操”の拡がりについて各市の担当者が現
状、取り組みや紹介方法について島内リハ職施設責任者の方にお話ししていただきま
した。その後、具体的な条件や紹介方法などの話し合いを各市の担当者と各施設のス
タッフで意見交換を行いました。
・報 告:淡路島内で展開されている“いきいき百歳体操”も島内で拠点が130箇所以上(H24
年12月現在)となり、身近なものとなってきました。保険外サービスとしてこれだけ
拠点が出来た事は、住民はもとより各市担当スタッフの努力と思いました。予防対策
の観点からも専門職のセラピストとして“いきいき百歳体操”の利用を促進する事で、
患者ADL・QOLの向上に一助になると考えます。今後も利用促進や紹介・啓発を
継続していきたいと思います。
・日 時:平成25年8月22日(木) 17:00〜18:30
・活 動:第4回 淡路圏域訪問リハビリテーション連絡会
・場 所:洲本市健康福祉館 3F
・対 象:島内訪問リハ職施設責任者
・内 容:訪問リハビリの把握、質向上のための企画です。訪問リハのセラピスト同士の連携を
深めるためには、互いの施設の特徴を理解して、相談や支援する関係がベストと考え
ています。そのため情報提供と情報共有の場を今年も設定しました。施設のリスク管
理をテーマに施設の工夫等、事前アンケートを基に議論しました。
・報 告:各施設の前年度〜現在の活動報告、要支援問題やリスク管理の問題など、施設のマニ
ュアル整備や緊急時の対応など、不安に感じているところが多いので、今後、淡路内
におけるトラブル時の対応など事例検討会や研修会などを企画していこうと思いまし
た。また、圏域リハが進める介護支援相談員との連携も徐々に聞こえはじめてきたの
で、さらなる連携のきっかけを企画していきたいと思います。
・日 時:平成25年11月13日(水) 18:00〜19:30
・活 動:第1回 淡路圏域通所リハビリテーション連絡会
・場 所:洲本市健康福祉館 3F
・対 象:通所系リハの担当者(リハスタッフ)
・内 容:通所系リハスタッフの他施設の取り組みが気になるという要望から企画しました。各
施設まずは顔を合わせる事が大切であると思っています。この場を活用して情報交換
の場、日々の悩みや、問題の解決策を考える場に発展するために意見交換しました。
・報 告:今年度から在宅支援への報酬もつき、通所リハも在宅の視点を多く取り入れ通所の場
で活用する事が望まれています。その中で、利用者が次のステップに移行するための
専門職としてどうしたらいいのか議論してもらいました。初回ということもあり、コ
ミュニケーションを中心に会を進行させていただいたので、次回も引き続き開催して
支援について考えていきたいと思います。
■実務者会議------------------------------------
・日 時:平成25年 4月23日(火)、平成25年 5月22日(水)、平成25年 7月24日(水)
平成25年 9月 9日(月)、平成25年10月29日(火)、平成25年12月10日(火)
平成26年 1月28日(火)、平成26年 3月25日(火)
・場 所:関西総合リハビリテーション専門学校、洲本市健康福祉館
・内 容:淡路圏域地域リハビリテーション支援センターの活動計画をする会議です。活動メン
バーには、洲本健康福祉事務所職員、包括支援センター代表、社会福祉協議会代表、
訪問看護師代表、理学療法士代表、作業療法士代表、言語聴覚士代表、急性期病院の
職員、医療ソーシャルワーカー、事務局職員によって構成されています。主に淡路島
全体の地域リハビリテーション、地域連携について討議し、圏域支援センターの活動
内容を検討しています。